2016年4月24日日曜日

聖霊に励まされて

 緑が美しい季節になった。周りの山々は濃淡さまざまな緑が浮き立つようだ。だが、熊本を中心に起きている地震はまだ収束の気配がない。
 JELC(日本福音ルーテル教会)もいよいよ動き出した。現地の様子はまだ十分には把握できていないのだが、被災地への支援がスタートする。
 現地のルーテル教会のS牧師、赴任まもなく消防団に入っていると聞いていたが、被災した町のために懸命の復旧活動にあたっている様子をフェイスブックで知った。
 17日も被災地の牧師たちは、集まってきた信徒の方々と礼拝を持ち、祈り合ったそうだ。聖霊に励まされてキリストの教会は共に働く!

2016年4月17日日曜日

主よ、日ごとの糧を与えたまえ

 『イースターコンサート』での献金の総額6万あまりを送ったところ、国連WFP協会の日本事務所から礼状とともに領収書が送られてきた。出演してくださったダ・カーポの皆さんに心から感謝いたします。
 WFPと言うのは飢餓のない世界を目指し最前線で活動する国連の唯一の機関だ。シリア難民の食糧支援、世界中で起きる災害被害に対する緊急食料援助、また毎年2,000万人以上の子どもたちへの学校給食の提供など、身を挺して行われている人道支援の活動だ。
 わたし達は「主の祈り」で、「日ごとの糧」を祈る。それは自分のためばかりか、すべての人の糧なのだ。「主よ、日ごとの糧を、すべての人に与えたまえ」。


2016年4月10日日曜日

ほらね、ここも満開だ

 昨日の激しい風で桜はきっと散ってしまったに違いないと、無残な桜を想像しながら小田原へ向かった。しかしである。海沿いの国道にある桜は、散るどころか満開だった。思いがけず、「きれいだねぇ」と花見をしながらのドライブとなった・・・聖書は何事にも時があるという。神の時でなければ強風ぐらいでは桜は散らないものだと感じ入った。
 時にかなって天父は主イエスを永遠の命に蘇らせた。もう決して後戻りはしない。わたし達は死で終わる人生ではなく、新しい命に誕生するという希望の時を生きている・・・いま、小田原市内の桜並木の下を車はゆっくり通りかかる。「ほらね、ここも満開だ」。

2016年4月3日日曜日

エマオへの道をいく

 今日4月3日は、私達夫婦が湯河原にやって来たその日だ。年齢のいった新米牧師夫婦の二人三脚の日々を、両教会の信徒の皆さんはよく支えてくださった。何より、今日までの3年間の主の導きと恵みに感謝。  
 100メートルを10秒切る最速ランナーは確かに輝かしい。しかし、教会は信徒皆で走るムカデ競争の進みがいい。ズッコケでいい。転んでいい。いずれ神の国というゴールに到達する。だったら皆で楽しいってことのほうが、ずーっといいじゃないか。
 今日、弟子たちの心は、復活の主に出会って暖かく燃えた。主の慈しみと愛に燃やされながら、わたし達も、今まさに主と共に行くエマオへの道にいる!