2016年8月28日日曜日

きっと地球は報いてくれる

 これ以上暑い日が続くと「エコ生活はもう無理!」と音を上げた頃、台風がやってきた。束の間の涼だ。
 子供の頃、夏はここまで暑くはなかったと記憶する。この異常な暑さも地球温暖化が原因なのか?と戦後人類の環境破壊という罪責感が頭をかすめる。
 地球は過去3億年に渡って、空気中の酸素濃度を21%に保ってきた。酸素がたった1%増えるだけで山火事は消えず、森林は消え去るという。
 地球は生きている。あらゆる生き物がお互いに働き合ってこの均衡を保っている。いま謙遜に、人は地球に生きる命の一つだということを思い巡らす。謙遜に自然を尊べば、きっと地球は報いてくれる。

2016年8月21日日曜日

変わり始めている

 オリンピック、日本選手の応援をしながら、私としては珍しくテレビを見た。選手の一球に、「そこだ!」、「よっしゃ!」と心の中で叫ぶ。もうハラハラドキドキの連続だ。生中継は全く心臓に悪い。
 日本の選手が失敗するのがやるせない。負けるのが気の毒。そこで、結果を知ってのダイジェスト版を見る。窮地に陥っても、ケセラセラと楽しめる。
 なんといってもオリンピックだ、ちょっとナショナリズムに浸ってしまった。しかし、気がついたのだが、今回は柔道でも、陸上でもハーフの選手の活躍がちらほら目についた。こんな風景は米国では普通だった。日本も変わり始めている。いいじゃないか! 

2016年8月14日日曜日

これは私の独り言

 今夏、我が家は暑さと熱い戦いをしている。
 エアコンは使わず、窓という窓、戸という戸は全開、よしずとすだれで日光をさえぎり、庭の緑に水を撒く。冷やしタオルで首を巻き、扇風機の風に吹かれて、うちわで扇ぎ、一息入れる。「ああ、涼しい!」。
 エコ生活を特別に心がけているというわけではないが、猫たちが自由に出入りする我が家では、部屋を閉めきってエアコンを入れるのは難しい。
 玄関先の道を通る人たちが猫たちに声をかけていくのが聞こえる。「可愛いね〜」。この一言で家人は報われるらしい。「エコで行くわよ!」と宣言している。
付き合うしかないな・・・これは私の独り言。

2016年8月7日日曜日

ドッカーン

 「ドッカーン」と心の臓に響く最初の一発が鳴った。
 「あっ、花火が始まった!」と、二階の窓からさっさと屋根に出た家人に続いて私も屋根へ。
 十字架塔の隣に色とりどりの火の花が咲いては消え、消えては咲いている。ここから花火が見えるとは、知らなかった!
 ヒュ〜〜と火の玉が高く上って、いったん闇に消え、次の瞬間、空を覆う大輪の花。そして「ドカーン」と轟音。この4尺玉には胸がすく。
 みんなのためにとばかりに、ドカン、ドカンと打ち上がる。「宵越しの銭は持たぬ」とばかりの潔さがいい。
 ついでだが、聖書の話の「愚かな金持ち」(ルカ12:13ー21)に、みんのための潔さを少し煎じてあげたらどうだろう?